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【銘柄診断】エス・バイ・エルは来2月期の増益幅に注目、実態再評価の流れに
記事提供元:日本インタビュ新聞社
エス・バイ・エル <1919> が底打ちから出直りの動きに転じてきた。昨年11月10日の213円と、12月1日の217円でダブルトップを形成しており、通常ならもう少し整理期間が長引くのだが、早期の調整切り上げは先高ムードの強さを示しているものと言える。
昨年8月のTOBで親会社となったヤマダ電機 <9831> は全国の店舗を通じて太陽光発電装置や蓄電池などを組み合わせた省エネ住宅「スマートハウス」事業の拡大を狙う方針で、エス・バイ・エルはこの事業の中核になる見込み。従来の3月期決算を今期から2月期へ決算期を変更するが、今2月期の営業利益は6億円(前期11億2300万円)にとどまる見通し。
しかし、スマート事業が本格的に業績に反映される来2013年2月期はかなりの大幅増益となるのは必至で、そうした来期の見通しが株価の高値を規定することになりそう。大幅買い長状態と取組み妙味は薄く、相場的には実態再評価の流れと言えそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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