【銘柄診断】極東開発は大型ダンプ増産報道で復興関連株人気を強め高値更新

2012年1月4日 13:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  極東開発工業 <7226> は4日、22円高の529円まで上げて前年大納会に次ぎ急続伸し、同12月28日につけた昨年来高値512円を更新している。

  新年1月1日付けの日本経済新聞で、同社が、1月月内に名古屋工場(愛知県小牧市)で10トン超級の大型ダンプの生産を再開、フル操業の続く主力の横浜工場(神奈川県大和市)と合わせて20%の増産をすると観測報道されたことを受け、東日本大震災の復興特需関連株人気を高めて割安株買いが増勢となっている。

  同社株は、ゴミ収集の特装車や災害廃棄物の選別・破砕処理プラントの復興特需思惑で、震災発生直後の昨年来安値295円から同高値まで7割高しているが、この復興需要は、現実に同社の今3月期業績の上方修正要因となっており、昨年11月に通期純利益を8月開示の15億円から16億円(前期比81%増)と引き上げ、続伸幅を拡大した。高値更新でもPERは13倍台、PBRは0.3倍と割安であり、上値チャレンジが続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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