無料公衆無線LANサービス「コネクトフリー」、利用者のWeb閲覧履歴などを収集?

2011年12月5日 19:40

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 無料の公衆無線LANサービス「コネクトフリー」が、利用者のWeb閲覧履歴や、TwitterやFacebookのIDなどをMACアドレスと紐付けて収集しているとして話題になっている。セキュリティ研究者の高木浩光氏が調査を行って、その結果をTweetしている(Togetterまとめ)。

 「コネクトフリー」は、コネクトフリー社が提供する公衆無線LANサービス。コネクトフリーのAPを設置した店舗が無線LANルーターのレンタル料および広告料としてコネクトフリーに料金を支払う。利用者は無料で接続できる代わりにWebブラウザの上部に広告などが含まれる「バー」が表示される。

 問題となっているのは、コネクトフリーの無線LANアクセスポイントに接続してWebを利用した場合、WebブラウザでロードしたHTMLが勝手に書き換えられる点だ。メニューを埋め込むだけでなく、Google AnalyticsのコードやAmazonのアフィリエイトID挿入、TwitterやFacebookアカウントの収集なども行っている模様。

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