不要な液晶ディスプレイを改造して「プライバシー保護機能」を付けよう

2011年11月30日 18:55

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 余っている液晶ディスプレイを使って「プライバシ保護モニター」を作成する方法がinstructables記事で紹介されている(本家/.Hack A DayEngadgetの記事)。

 材料は不要な(捨てても良い)液晶ディスプレイと、3Dテレビなどで使われる3D眼鏡(もしくは偏光サングラス)。そのほか、塗料用溶剤(トルエン、シンナー、アセトン、酢酸メチルなど)、カッター、ドライバー、ペーパータオル、接着剤などが必要。

 作成手順は次のとおり。

 液晶ディスプレイのプラスチックフレームを外す 
 液晶ディスプレイのガラス上には偏光フィルムおよび反射防止用フィルムの2枚のフィルムが貼られているので、これを端に沿ってカッターで切り取り、剥がす。このうち偏光フィルムのみを後に使用することになる。反射防止用フィルムは使用しない 
 ガラスに糊が残っている場合は、溶剤をペーパータオルに浸し、汚れに充分に染み込ませてから拭き取る 
 液晶ディスプレイを元通りに組み立てる 
 眼鏡のレンズを外す 
 外したレンズと同サイズとなるよう偏光フィルムを切り取り、レンズに貼付ける。偏光フィルムは角度及び表裏が正しくなるように注意する 
 眼鏡を元通りに組み立てる 
 眼鏡をかけなければただの白い画面にしか見えないディスプレイで、思う存分見たいコンテンツを楽しむ。 液晶ディスプレイの偏光フィルタがなくなると、本来はここでブロックされる光までもが発せられるため、画面が白く見えるそうだ。本来ブロックされるはずだった光をメガネでブロックすることで、そのメガネをかけている人だけが本来の画面を見ることができる、という仕組み。

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