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オリックス、九電工とパートナーシップ関係構築で相互の事業拡大
記事提供元:エコノミックニュース
オリックスは、九電工との間で戦略的パートナーとして協業を推進すること、および九電工の100%リース子会社であるキューコーリースが発行する新株を引き受けることについて合意し、株主間契約および株式引受契約を締結した。同株式の引き受けにより、オリックスはキューコーリースの発行済株式の90%を取得し、九電工は引き続き10%を保有する。
九電工は、1944年に創業以降、配電線や屋内線の電気工事、空調管設備工事に業容を拡大。その後も時代の変化に応じ、環境設備、エネルギー利用効率化、情報通信などの成長分野へ経営を多角化し、さらに防災システムや自然エネルギーを利用した風力・太陽光発電システム、エコロジー分野などの事業展開を進めている。キューコーリースは、1988年に九電工グループとして発足して以降、設備リースや自動車リースを中心に事業を展開。現在は、九州各県と東京に拠点を設け、地場に安定した顧客基盤を有している。また、九電工グループや九州電力グループ、九州の各官公庁との取り引きにも強みを持っている。
オリックスは、同株式引受により、キューコーリースのユーザーに対しオリックスグループが持つ金融サービスを提供することで多様なニーズに対応。また、オリックスと九電工は、相互の営業基盤や、オリックスが持つ金融サービスノウハウと九電工が有する技術力などの融合を図り、特に環境エネルギー関連事業などにおいて強固なパートナーシップ関係を構築し、九州地区での一層の事業拡大を図る。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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