リコー、世界最小・最軽量の超短焦点プロジェクターを新発売

2011年11月7日 21:13

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「IPSiO PJ WX4130N」(画像提供:リコー)

「IPSiO PJ WX4130N」(画像提供:リコー)[写真拡大]

  • 新製品の活用イメージ(画像提供:リコー)

 リコーは7日、世界最小・最軽量の持ち運び可能な超短焦点プロジェクター「IPSiO(イプシオ) PJ WX4130N / WX4130」2機種4モデルを新発売すると発表した。11月18日から国内販売を開始し、海外市場にも順次投入していく。

 リコーは、同製品をプロジェクションシステム事業の中核製品として位置づけている。同製品の優れた機能や特長、シンプルなデザインを活かしたプロジェクターの新たな活用シーンの提案のみならず、リコーが提供するさまざまなネットワークアプライアンスを組み合わせて提供することで、顧客のワークスタイル変革をサポートする。

 同製品は、本体サイズが幅257mm×奥行144mm×高さ221mm、質量約3.0kgで、リコー初の超短焦点プロジェクター。リコー独自の自由曲面ミラーを採用し、プロジェクター本体の背面から投写面までの距離がわずか11.7cm(本体含め26.1cm)で48インチを投写するなど、超短焦点モデルとしては世界最小・最軽量・超至近投写を実現した。

 設置スペースが小さく、モバイル性にも優れた同製品は、従来型の超短焦点モデルのプロジェクターでも実現が難しかったさまざまなシーンで活用することが可能になる。一般オフィスの打ち合わせコーナーや、少人数の教室での利用に加え、企業の受付やショールーム、店舗などでのデジタルサイネージとしての活用など、用途が大幅に広がる。

 また、ポータブルビデオ会議用端末「リコー ユニファイド コミュニケーション システム P3000」や、iPad用アプリケーションソフト「RICOH TAMAGO Presenter」と組み合わせることで、遠隔での会議を省スペース、かつペーパーレスで行えるなど、今までにないビジネスコミュニケーションを実現する。

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