日立キャピタルと住友三井オートサービスなど、オートリース事業の戦略的共同事業化で提携

2011年11月2日 19:14

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 日立キャピタル、日立キャピタルオートリース、住友商事、三井住友フィナンシャルグループ(以下「SMFG」)、および住友三井オートサービスは2日、オートリース事業の戦略的共同事業化を目的とする業務提携や、それに伴う株式の譲渡など資本提携について、本日最終契約を締結したと発表した。

 今回の資本・業務提携により、日立キャピタル、日立キャピタルオートリース、住友商事、SMFGおよび住友三井オートサービスは、日立キャピタルオートリースと住友三井オートサービスが持つ顧客基盤・ノウハウを結集・活用し、相互尊重と協調の精神の下、お互いをベストパートナーと認識し、顧客に付加価値の高い商品・サービスを提供することを基本方針とし、市場シェアを高めるとともに相互の収益力を強化することを目指していく。
 
 今回の業務提携の当事会社である日立キャピタル、日立キャピタルオートリース、および住友三井オートサービスは、業務提携を通じて、公平性、透明性などベストプラクティスの追求により、顧客に付加価値の高い商品・サービスを提供するNo.1のオートリース事業を実現することを目的とし、当該事業に関する包括的な業務提携を共同で実施していく。
 
 資本提携では、住友商事が保有する住友三井オートサービスの株式の633万4088株(発行済株式総数の20%)を約162億円で日立キャピタルに譲渡する。また、日立キャピタルが保有する日立キャピタルオートリースの株式の2940株(発行済株式総数の49%)を約58億円で住友三井オートサービスに譲渡する。


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