Aviraが自分自身をマルウェアと誤検出

2011年10月31日 11:15

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 Aviraのセキュリティ対策プログラムが、自分自身のプログラムファイルをマルウェアとして誤検出する状態になっていたとのこと(Avira Support Forumの公式ポストZDNet Australiaの記事本家/.)。

 誤検出が発生したのは10月26日、ウイルス定義ファイル(VDF)バージョン7.11.16.144の公開直後だ。Aviraのプログラムに含まれる「aescript.dll」が誤検出され、「TR/Spy.463227」と名付けられた。検出件数が急増したことから、Avira側はすぐに問題に気付き、20分以内にVDFの公開を中断したという。32分後には修正済みのVDFが公開されている。

 Aviraでは一般的なOSやアプリケーションなどのファイルを使用して誤検知テストを実行している。しかし、数日前にシステムの更新作業を行った際に、aescript.dllを含むAviraのプログラムファイルの一部がテスト用のファイル群から漏れてしまったことが誤検知の原因とのことだ。

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