若者と中小企業のマッチングを支援する就職サービス「リクナビダイレクト」開始

2011年10月24日 16:25

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「リクナビダイレクト」ウェブサイト (画像:財経新聞社)

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 リクルートは24日、2002年4月~2012年3月に大学院・大学・短大・専門学校を卒業・卒業予定の就業経験のない若者と、採用を考えている全国の中堅・中小企業を支援し、より多くの雇用機会を創出するために、「会う」ことから始まる就職サービス『リクナビダイレクト』を、同日から開始すると発表した。

 昨今の厳しい就職状況の中で、毎年「就職したい」という希望を叶えられない、多くの学卒未就業者が出ている。一方で、採用意欲はあるのに「欲しいだけの人が採れない」・「もっと、満足できる人材を採用したい」という企業も数多く存在している。そのなかで、リクルートは、魅力ある中堅・中小企業の求人を拡大し、「働きたい」という意欲を持った若手の人材と、「若いチカラで成長したい」という企業のマッチングを支援する。

 今回開始する「リクナビダイレクト」は、筆記試験や書類選考なしで、まずお互いが 「会う」ことから始まる就職サービス。「書類では分からない、見極められない、学生の可能性やポテンシャルに出会う機会として、『会う』ことから始まる就職システムを提供し、もうひとつの就職スタンダードを目指す」と同社はコメントしている。

 特徴は、「筆記試験・書類選考なしで企業に会える」こと、「自分に合っている企業をレコメンドしてくれる」こと、「採用情報には、採用予定人数と応募数が明記されている」ことの3点。

 採用情報を掲載している企業に応募すると、「面談」・「説明会」という形で企業の人に会って話をすることができるため、相互の理解を深めることができる。また、ユーザーが利用するマイページのトップ画面では、登録情報に基づき、その人に合った企業を毎週最大10社程度案内する。企業数が多く、選びづらいという人も安心。さらに、採用予定人数とそれに対する応募数を明記。その数字をひとつの基準に就職活動を行うことができる。

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