政府、職員向けにサイバー攻撃に対する訓練を行うことを決定

2011年10月10日 12:06

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 政府は7日に開かれた「情報セキュリティ政策会議」で、サイバー攻撃に対する中央省庁職員の意識を高めるため、「標的型不審メール訓練」を実施することを明らかにした(YOMIURI ONLINEの記事INTERNET Watchの記事)。

対象は内閣官房など12の政府機関の職員5万人で、10月から12月にかけて実施される。マルウエアを模したファイルの添付された摸擬不審メールを職員あてに送付し、ファイルを開くなど不適切な処理をした場合は教育用コンテンツに誘導するとのこと。

個人的にはどれくらいひっかかる職員が出てくるかが気になるところである。「マルウエアを模したファイル」ということで、実際にマルウエアが添付されるわけではないようだが、セキュリティソフトにブロックされてしまうことはないのだろうか。

 スラッシュドットのコメントを読む | 日本 | セキュリティ | mainpage | インターネット | 政府

 関連ストーリー:
三菱重工にサイバー攻撃、80台以上のサーバーやPCがウイルス感染 2011年09月19日
5 年間に 14 カ国 72 組織を標的にした Shady RAT 作戦が明らかに 2011年08月05日
チベット支援サイトにサイバー攻撃相次ぐ 2008年03月24日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事