サイバー攻撃を受けた三菱重工、パソコンの 1 台は 1 月からウイルス感染

2011年10月10日 15:00

印刷

記事提供元:スラド

 headless 曰く、

 三菱重工がサイバー攻撃を受け、サーバーやパソコンがウイルスに感染していた問題 (/.J 記事) で、少なくとも 1 台は 1 月からウイルスに感染していたことが分かった (NHK ニュースの記事asahi.com の記事より) 。

 三菱重工では 11 か所の生産拠点でサーバーやパソコン計 83 台がウイルスに感染していたことが判明し、9 月 30 日には警視庁に被害届を提出している (三菱重工の重要なお知らせ) 。これらのうち名古屋誘導推進システム製作所のパソコン 1 台がウイルスに感染したのは 1 月のことで、セキュリティ会社の調査が行われるまでのおよそ 8 ヶ月間検知できなかったという。ウイルスは年賀状を装った電子メールに添付されており、受信した社員が添付ファイルを開いたことで感染したようだ。

 また、一部のサーバーが感染したウイルスにはキーロガーの機能があり、営業系サーバーのパスワードが外部に流出した可能性もあるという。

 スラッシュドットのコメントを読む | 日本 | セキュリティ | mainpage | ニュース | 情報漏洩 | ワーム

 関連ストーリー:
三菱重工にサイバー攻撃、80台以上のサーバーやPCがウイルス感染 2011年09月19日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事