Microsoftのセキュリティ製品、Google Chromeをマルウェアと誤認識

2011年10月2日 17:48

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記事提供元:スラド

9月30日、Microsoftのセキュリティ製品「Microsoft Security Essentials」および「Forefront Client Security」がGoogle Chromeをマルウェア「PWS:W32/Zbot」として誤検出し、指示に従って操作した場合はGoogle Chromeが削除される状態になっていたとのこと(Microsoft Malware Protection Centerのマルウェア情報本家/.)。

PWS:W32/Zbotはトロイの木馬に分類されるマルウェアで、特定のWebサイトへのアクセスを監視してパスワードを盗みとろうとするものだという。Microsoftは同日中に修正済みのウイルス定義ファイルを公開しており、バージョン1.113.672.0以降では同様の問題は発生しない。影響を受けたユーザーはウイルス定義ファイルを更新した後で、Google Chromeを再インストールする必要がある。 スラッシュドットのコメントを読む | Chrome | セキュリティ | マイクロソフト | mainpage | バグ | IT

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