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三井不動産、海外初の商業施設「杉井アウトレット広場・寧波」がオープン
三井不動産は26日、同社と杉杉集団有限公司、大東紡織、立栄投資有限公司、伊藤忠商事が共同で設立した合弁会社「杉井不動産開発(寧波)有限公司」が、中国の浙江省寧波市において、アウトレットモール「杉井アウトレット広場・寧波」(日本語名)の開発を推進し、9月23日にグランドオープンしたと発表した。
同施設は、店舗面積が約2万6,000m2で、全体店舗数は約130店。寧波市中心部の西約10kmに位置し、高速道路のインターチェンジに近接する交通至便の立地。日本国内の施設でも親しまれているサーキット型のモール動線等、買い回りのしやすさに配慮したほか、中国の顧客に親しまれる空間を提供する。
テナントは、寧波のマーケットニーズに合わせた中国国内外の多彩なブランドが集結。欧米の高級ブランドをはじめ、アジア(中国、韓国)ブランド、日系ブランド、スポーツ雑貨など、バラエティ豊かな店舗構成となっている。
主なテナントは、欧米ファッションブランドのドルチェ&ガッバーナ、カルバンクラインジーンズ、ラコステ、リーバイスなどのほか、欧米スポーツ・アウトドアブランドのナイキ、アディダス、プーマ、ティンバーランド、コロンビアなど。また、日本ブランドでは、セイコー、ナイスクラップ、リーガル、オリーブデオリーブ、ワコール、コンビなどが出店している。
同施設は、同社が海外において参画する初めての商業施設事業であり、寧波市における初の本格的なアウトレット施設となる。三井不動産グループは、同施設を第一歩として、今後も東アジアにおける商業施設事業のさらなる展開を目指すとともに、引き続き住宅分譲事業なども積極的に展開していく方針。
また、現在日本国内において「三井アウトレットパーク」を10施設運営するほか、「三井アウトレットパーク 倉敷(2011年冬開業予定)」、「(仮称)三井アウトレットパーク 木更津金田(2012年春開業予定)」の2施設を計画するなど、既存施設の魅力向上とともに、新規出店を今後も積極的に行っていくという。
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