トヨタ、インドネシアに新工場建設 2013年に生産能力を年18万台へ

2011年9月13日 16:34

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 トヨタ自動車は13日、同社のインドネシアにおける車両生産会社である「トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(PT. Toyota Motor Manufacturing Indonesia、以下TMMIN)」が、成長著しいインドネシアで多くの顧客の要望に応えるために、既存のカラワン第1工場の隣接地に、新たに第2工場を建設することを決定したと発表した。

 第2工場は、生産能力7万台で、2013年年初から新たな車種を生産する予定。第2工場建設に伴う投資額は263億円を見込んでおり、新規雇用も予定している。

 第1工場の生産能力は、年間11万台。IMVシリーズ(ピックアップトラック3車型、ミニバン、SUVの合計5車型で構成)の主力車種である「キジャンイノーバ」と「フォーチュナー」を生産し、インドネシア国内での販売のみならず、タイ、南アフリカなどにも輸出している。2013年には、両工場合わせた総生産能力は18万台に達する。

 今年、同社は、インドネシア事業40周年を迎える。「本日、ジャカルタ市内で政府関係者、サプライヤー、トヨタの豊田社長、TMMINの野波社長、TAM(トヨタ・アストラ・モーター:PT. Toyota-Astra Motor、略称TAM)のダルマワン社長らが出席して『40周年記念式典』を開催する」と同社は報告している。

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