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札幌の「シーナシーナ屯田」、11月23日から「ロピア」など9店が順次開店へ
シーナシーナ屯田の外観(OICグループ発表資料より)[写真拡大]
食品スーパーの「食生活ロピア」を運営するOICグループは、札幌市の商業施設「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)屯田」(北区屯田)で核店舗となるロピア屯田店を11月23日に開店し、12月下旬までに専門店8店を順次オープンする。7月に閉店したイトーヨーカドー屯田店跡を活用した商業施設で、8月に先行開業し、約20店が営業している。
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シーナシーナは、OICグループがセブン&アイ・ホールディングス傘下の総合スーパー・イトーヨーカ堂から承継した店舗のブランド名。シーナシーナ屯田は地上3階建て、売り場面積約1万7,000平方メートル。「食のテーマパーク」を掲げ、地元北海道産の精肉や鮮魚、青果をはじめ、オリジナル国産牛ブランドの「みなもと牛」、九州や関西で人気のミカン、北海道で出回っていないロメインレタスなども扱う。
11月末から12月に登場する専門店は、家電の「コジマ×ビックカメラ」、インテリア雑貨の「デコホーム」、化粧品・医薬品・日用品の「アインズ&トルペ」、バラエティー雑貨の「パティズ」、靴の「東京靴流通センター」、メガネの「メガネサロンルック」など。既に約20の専門店が先行開業しており、計30店余の陣容で年末商戦に挑む。
シーナシーナは新潟店(新潟市)を3月、青森店(青森県青森市)を屯田店と同じ8月、福住店(札幌市豊平区)、弘前店(青森県弘前市)を10月に開業したが、2025年には花巻店(岩手県花巻市)のオープンを予定している。
イトーヨーカ堂は2月、売り上げ低迷からの構造改革で北海道、東北、信越地方の17店閉鎖を明らかにした。OICグループはこのうち、7店を承継する方針を打ち出している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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