トヨタ、「ヴィッツ」を一部改良 アイドリングストップ機能搭載など

2011年9月6日 20:23

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1.3U“SMART STOPパッケージ”<オプション装着車>

1.3U“SMART STOPパッケージ”<オプション装着車>[写真拡大]

  • 1.5RS“G's”5速マニュアル<オプション装着車>

 トヨタ自動車は6日、「ヴィッツ」を一部改良し、全国のネッツ店を通じて、9月24日から発売すると発表した。

 今回の一部改良では、アイドリングストップ機能を搭載し、クラストップレベルの低燃費26.5km/Lで好評の“SMART STOPパッケージ”を「U」、「Jewela」グレードの1.3L・2WD車に追加設定し、ラインアップを充実した。

 また、「Jewela」グレードについて、ドアミラーとアウトサイドドアハンドルをシルバー加飾でドレスアップできる専用オプション『シルバーデコレーション』限定の外板色に新色3色(イエロー、カッパーメタリック、スカイブルーマイカメタリック)を設定している。

 価格は、「U」“SMART STOPパッケージ”が156万円(税込)で、「Jewela」“SMART STOPパッケージ”が142万円(税込)。

 同時に、トヨタが自ら開発するスポーツコンバージョン車シリーズの第2弾として、「“CONTROL AS YOU LIKE”~意のままに操る喜びを~ 」をコンセプトとした、“G SPORTS(通称G's:ジーズ)”を新たにヴィッツにも設定し、全国のネッツ店を通じて、10月3日から発売する。

 “G's”とは、より幅広い顧客に「走りの味」・「クルマの楽しさ」を提供するために、GAZOO Racingのテストドライバーがトータルチューニングを施し、「意のままに操れる」ハンドリング性能を実現するとともに、架装工程のインライン化などにより、購入しやすい価格設定としたスポーツコンバージョン車シリーズ。

 今回、新設定した“G's”は、「走りの楽しさ」・「操る喜び」を追求するため、コイルスプリングやショックアブソーバーに専用チューニングを施したサスペンションを採用。さらに、パフォーマンスロッドの採用や溶接スポット点数の追加によりボディ剛性を向上させるとともに、床下気流を整流化し優れた操縦性を実現する空力パーツを各所に配したほか、高剛性かつ軽量の専用17インチアルミホイール、高性能タイヤを採用することで、リニアな操舵フィーリングを実現している。また、専用のスポーツブレーキパッドをオプション設定した。

 外観では、専用デザインのバンパー(フロント・リヤ)、フロントグリルや大型マフラーを採用するとともに、“G's”エンブレムをフロントフェンダーならびにバックドアに配したほか、フロントLEDイルミネーションビームやブラック加飾のヘッドランプ・リヤコンビネーションランプなどにより、圧倒的な存在感を表現している。

 内装では、“G's”ロゴ入り専用シート表皮やレッドステッチを施したステアリングホイール・シフトレバーノブを採用したほか、カーボン調加飾のインストルメントパネル・ドアトリムや、アルミ製のアクセル&ブレーキ&クラッチペダル(5速マニュアル車のみ)などにより、スポーティ感を演出している。価格は、189万円(税込)。

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