すかいらーく、ガスト120店舗で営業自粛　東北地区4県で15人が赤痢発症

　すかいらーくは31日、東北地区4県において、15人に細菌性赤痢による発症事故が発生したと発表した。

　各県及び管轄保健所によると、14人が、同社のファミリーレストラン「ガスト」店舗において食事をしているという。これを受け、同社は、「被害拡散防止の観点から、安全確認が全て終了するまで、東北地区、北海道地区及び北関東地区の一部の弊社店舗（120店）を一時営業自粛する」とコメントしている。

　また、東北地区、北海道地区及び北関東地区の一部店舗に食材供給している同社「仙台工場」も、同様の理由により、昨日30日から一時操業を停止する処置をとっているという。

　「弊社は各県及び管轄保健所の原因究明に全面協力するとともに、更なる安全衛生に努める」と同社はコメントしている。

　営業自粛する120店舗は以下のとおり。

■東北地区
青森県 11店（ガスト11店）
岩手県 10店（ガスト10店）
宮城県 18店（ガスト16店・おはしｶﾌｪｶﾞｽﾄ1店・ｽﾃｰｷｶﾞｽﾄ1店）
秋田県 17店（ガスト15店・おはしｶﾌｪｶﾞｽﾄ1店・ｽﾃｰｷｶﾞｽﾄ1店）
山形県 13店（ガスト13店）
福島県 22店（ガスト20店・ｽﾃｰｷｶﾞｽﾄ2店）

■北関東地区
栃木県 6店（ガスト 6店）

■北海道地区
23店（ガスト 23店）