Googleのエリック・シュミット曰く「Google+ はアイデンティティサービス」

2011年8月31日 10:45

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記事提供元:スラド

  capra 曰く、

 Google のエリック・シュミット 会長は英エジンバラで開催された国際 TV フェスティバルにて「Google+ はそもそもアイデンティティサービスとして設計された」と発言したそうだ (本家 /. 記事より) 。

 元となっている Andy Carvin 氏の Google+ への投稿によると、このフェスティバルにてシュミット氏に直接質問する機会があった Carvin 氏は Google+ における実名登録に関し「実際のアイデンティティを明らかにすることは人を危険にさらす恐れがあることを Google はどう捉えているのか」と問いかけたとのこと。シュミット氏の答えは「Google+ はそもそもアイデンティティサービスとして作られたものでる」というものであり、自身の安全について懸念している人々については、Google+ は完全に任意なサービスであると言及したとのこと。

 一方 CNET News の記事で Stepehen Shankland 氏は、Google+ のアカウントを削除することは Google の他のサービスを利用するときに不利益になるとのジレンマもあると指摘している。さらに政府の方針によってはプライバシーの概念が無いかのような国もあるが、そのような状況にいる人々にとって匿名を許可するサービスの意味を Google は考えていないようだとしている。なお、元の投稿のシュミット氏の発言は正確な引用ではないが、出来る限りシュミット氏の意図にそって言い換えたとのことである。シュミット氏の発言全文はこちら (要 Google+ アカウント) 。

 Google+ が SNS というのは我々の誤解なのだろうか。

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