アウディ、高級セダン「Audi A6」の新型発表 軽量化技術を大幅に採用

2011年8月23日 21:29

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アウディ、高級セダン「Audi A6」の新型発表 軽量化技術を大幅に採用

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 アウディ・ジャパンは23日、プレミアムアッパーミディアムクラスのセダン「Audi A6」をフルモデルチェンジし、同日から全国のアウディ正規ディーラー(104店舗:現時点)を通じて販売を開始すると発表した。

 新型「Audi A6」は、“Innovation Leader Through Progress Technology(イノベーション・リーダー・スルー・プログレス・テクノロジー)”をコンセプトに、軽量化したボディや新世代クワトロシステムといった「イノベーティブな技術」、FSI/TFSIエンジンやスタート・ストップシステムの搭載による「環境性能とスポーティドライブ」、最高級レザーインテリア、MMI touch、プレミアムオーディオのBoseやBang & Olufsenなどの採用に見られる「高い品質基準」を実現し、プレミアムアッパーミディアムクラスに新たな基準を創出する。

 新型「Audi A6」のモノコックボディは、軽量なアルミ素材を全体の20%以上に使用することで安全性、快適性をさらに高めた。アルミニウムとスチールを組み合わせるハイブリッド構造により、ボディ剛性は飛躍的に進化、ハンドリングや衝突安全性の向上に大きく寄与している。また、車体の不快な振動が低減されるため、快適性も高まっている。信頼のフルタイム4WDシステム、クワトロは新世代のクラウンギア式センターディファレンシャルを採用し、さまざまな条件下で安定した走行を実現する。

 エクステリアデザインは、静止状態でも俊敏さを醸し出すスポーティかつエレガントなものにした。フェンシングの前傾姿勢を彷彿とさせるダイナミックさが表現されている。フロントのLEDポジショニングランプに加え、LEDヘッドライトをオプション設定。「一目でアウディと分かるアイデンティティと強い存在感を放つ」(同社)。リヤはディフューザーと台形デザインのLEDテールライトの採用により、スポーティ性をより強調。プレステージ性、機能性と、エモーショナルなデザインの融合を具現している。

 エンジンは2.8ℓV型6気筒ガソリン直噴(FSI)と、3ℓV型6気筒ガソリン直噴スーパーチャージャー(TFSI)の2種類を用意。いずれのパワーユニットにもスタート・ストップシステムを採用し、さらに7速Sトロニックトランスミッションを組みあわせている。また減速エネルギーを電気エネルギーへ変換、バッテリーへ還流させるエネルギー回生システムを搭載。徹底的に効率を高めることで、10・15モード燃費は、「2.8 FSI quattro」モデル が11.0km/ℓで、「3.0 TFSI quattro」モデル が10.2km/ℓと、ともに2桁の数字を達成。トップクラスの低燃費と環境性能を誇る。

 希望小売価格は、「Audi A6 2.8 FSI quattro」モデルが610万円(税込み)で、「Audi A6 3.0 TFSI quattro」モデルが835万円(税込み)。

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