パナソニック、ポータブル電源やランタンなど停電時に役立つ新商品を発表

2011年7月6日 00:01

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停電時に役立つリチウムイオン仕様のポータブル電源

停電時に役立つリチウムイオン仕様のポータブル電源[写真拡大]

  • 停電時に役立つ充電式ランタン
  • 停電時に役立つ無接点インテリアライト
  • 停電時に役立つコンパクトソーラーライト

 パナソニックは5日、停電時に役立つリチウムイオン仕様のポータブル電源、充電式ランタン、無接点インテリアライト、コンパクトソーラーライトの4商品を、8月26日に発売すると発表した。東日本大震災以降、人々の防災意識や環境意識が高まっていることを受け、自然エネルギーを活用し、かつ災害時や停電時など万一のときに役立つ製品を投入し、顧客の需要に応える。

 リチウムイオン仕様のコンパクトな大容量ポータブル電源は、もしもの停電時に簡易電源となる商品。AC100V・USBの出力が可能で、停電時は簡易ライトとアラームで所在を知らせてくれる。

 充電式ランタンは、強・弱の明るさ切替付きで、20時間の長時間点灯できるのが特長。「持つ」・「置く」・「吊るす」と多様な使用スタイルが可能で、停電時などに役立つアイテム。充電式でくり返し使うことができる。

 無接点インテリアライトは、持ち上げるだけでサーチライトが自動点灯し、停電時は自動でインテリアライトが点灯する。置くだけで簡単充電ができる無接点充電方式を採用した。充電式エボルタ(単3×2本)を同梱している。

 コンパクトソーラーライトは、文庫本サイズのソーラーパネルを本体に内蔵し、1台でエネルギーの「創電(創エネ)」、「充電(蓄エネ)」、「給電(活かす)」を可能にした商品。

 AC電源がない場合でも、同社独自の高効率太陽光発電システム「HIT太陽電池」の技術を応用した文庫本サイズのソーラーパネルで電気を創り、本体にセットした充電式エボルタ(単3形×2本)に蓄える。充電方法はソーラーパネルからのほかに、PCなどUSB経由でも可能。

 蓄えた電気は、LEDライトのバッテリーとして使えるほか、本体側面に取り付けたUSB出力端子から携帯電話などモバイル機器に給電することも可能。充電式エボルタを取り出してラジオやライトなどに幅広く使うこともでき、電気が使えない環境での電池(バッテリー)の確保に活用することができる。

 ライトの光源は省電力で長寿命な白色LEDを採用し、長時間の明るい照射が可能。「強」と「弱」の2段階で明るさ調節ができ、「強」で約10時間、「弱」で約60時間点灯することができる。

 同社は今後も、普段の暮らしに便利で、もしもの場合に役立つ製品を提案していく方針。

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