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AMD、新CPU「AMD Aシリーズ」デスクトップ向けラインアップを発表
AMDが新CPU「AMD Aシリーズ」のデスクトップ向け製品ラインアップを発表した(PC Watchの記事)。AMD Aシリーズは、コードネーム「Llano」と呼ばれていたCPUで、CPUとGPUを統合した新アーキテクチャ(Fusion APU)を採用している。製品の位置付けとしては、従来のAthlon/Phenom IIシリーズとRadeonのミッドレンジクラスを統合したもの、という感じのようだ。
デスクトップ向けのAシリーズには「A8」2モデル、「A6」3モデル、「A4」2モデルが用意されている。A8/A6/A4の違いは主にグラフィック性能およびコア数となり、A8は4コア、A6は4コア/3コア、A4は2コア。メモリはA8/A6がDDR3-1866、A4はDDR3-1600とのこと。CPUソケットは新たな「Socket FM1」を採用、現時点での対応チップセットはAMD A75およびAMD A55だそうだ。
ベンチマークテストではAthlon X4 640、Core i5-2400との比較が行われているが、CPU性能としてはPhenom II X4やAthlon X4以上Core i5以下、といったところだろうか。GPU性能はRadeon HD 6550~6570レベルなので、ミッドレンジとしてはまぁ十分なスペックとは言える。4Gamerの記事によると、A8-3850とA6-3650は国内では7月3日に発売予定で、想定価格は1万3980円および1万1980円とのこと。
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