HP、オラクルにItaniumサポート打ち切りの撤回を求めて提訴

2011年6月18日 12:30

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 以前のストーリーにもあるように、米オラクルはItanium向けソフトウェアの開発をすべて終了する方針を発表している。これに対して米ヒューレットパッカード(HP)は、方針の撤回を求めて6月15日に訴状を提出したとのこと(ITmediaの記事Computerworld.jpの記事)。

HPはオラクルによるItaniumサポートの打ち切りは契約違反であり、顧客を強制的にHPのItaniumプラットフォームからオラクルのプラットフォーム(SPARCのことか)に移行させるのは違法であるとの立場だ。訴えの内容については、オラクルにはItaniumプラットフォーム向けのソフトウェアを提供し続ける義務があり、HPは顧客の利益と多額の投資を守るため、可能な限りの法的手段をとると述べている(The official HP corporate blog)。

一方オラクルによれば、HPがItaniumサポートの続行を要求したのは確かだが、オラクルはこれを断っており、最終的な合意事項には含まれていないとのこと。また、HPはIntelがItaniumの開発を終了する方針(Intelはこれを否定している)であることを2010年9月の段階で知っており、オラクルが知った場合の反応も予想できていたにもかかわらず、長期サポートへの合意を要求したとも述べている(プレスリリース)。

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