富士通、シニア向けノートPC「FMVらくらくパソコン4」:「らくらくホン」とも連携

2011年5月31日 15:35

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富士通のシニア・初心者向けノートパソコン「FMVらくらくパソコン4」

富士通のシニア・初心者向けノートパソコン「FMVらくらくパソコン4」[写真拡大]

 富士通は31日、シニア・初心者向けパソコン「FMVらくらくパソコン」の新商品として、ノートブック型の「FMVらくらくパソコン4」2機種を6月9日から発売すると発表した。NTTドコモのシニア向け携帯電話「らくらくホン ベーシック3」と連携し、歩数や活動量のデータを取り込む機能などを搭載する。

■操作面の機能
 同製品は、「かんたん」「使いやすい」「あんしん」を追求したパソコンで、操作面では、キーボードやマウス操作が苦手なユーザーに配慮し、タッチパネルで直感的な操作ができる。キーボードの代わりに画面にタッチするだけで文字入力ができる文字入力機能を搭載し、キーボードの配列を覚えていなくても、50音順かな配列でキーが探せる。

 キーボードには、見やすいテンキーを追加し、数字入力しやすくした。また、好評という母音キーと小さい文字の入力に使うキーの色分けや、アルファベットの文字の拡大、機能キーの日本語表記など、キーボードを使いやすくする設計を前モデルから継承している。マウスは、指に沿う凹みで自然に正しく握れる形状を採用しているほか、左右ボタンの色・感触に違いを持たせ、左右の違いをはっきりさせている。

■らくらくホンとの連携機能
 また、らくらくホンとの連携機能を強化しており、「らくらくホン ベーシック3」、「らくらくホン7」で撮った写真データをかんたんに取り込めるほか、「らくらくホン ベーシック3」で蓄積した、歩数・活動量を簡単に取り込むことができる。取り込んだ歩数・距離・活動量・脂肪燃焼量・消費カロリーは日・月・年単位のグラフ形式で表示することができ、健康管理のために毎日の活動量を把握することができる。らくらくホンで撮影した写真データも同時に表示されるため、食事のメニューを撮影しておけば、その日の3食分のメニューを表示させることもできる。

■その他の便利機能
 そのほか、マイクロソフトの「Word 2010」「Excel 2010」を利用する際に、例文を見ながら簡単に文書が作成できる専用テンプレート「回覧板・お知らせ」「写真付きカレンダー」「連絡先一覧表」などが付属する。

 CPUにCore i5を搭載する「LIFEBOOK AH/R4H」は6月16日、CPUがCeleronの「LIFEBOOK AH/R4」は6月9日に発売する。

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