地震を予測できなかった専門家、過失致死罪で起訴される

2011年5月27日 16:57

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記事提供元:スラド

  Aluminum-Carbide 曰く

 2009年、イタリアで死者300人以上を出したイタリア中部地震(ラクイラ地震)が発生したのだが、これに関連して、地震の予兆のようなものが観測されたにもかかわらず「大地震が起きる可能性は低い」との見解を出したイタリア政府防災委員会の専門家ら7人が起訴されたそうだ(読売新聞)。

 過失致死罪で起訴されたのは、同委員会所属の地震研究者ら7人。「前兆とみられる微震が相次いだのに、住民への適切な情報提供を怠った」というのが罪状となる。

 M9.0の東日本大震災でも前兆や前震があったが、それは起きてからでないとそれが予兆だということが解らないと思うが……。

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