活気づく IPv4 市場

2011年4月27日 12:30

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記事提供元:スラド

  capra 曰く、

 IPv4 を売買する市場が活気づいているそうだ (Network World の記事本家 /. 記事より) 。

 によると少なくとも www.depository.net、www.denuo.com、www.addrex.net 及び www.tradeipv4.com の 4 つのブローカーが確認されているという。しかし IPv4 の売買は非合法もしくは完全に合法とは言えないグレーマーケットであると考える人が多く、売買に躊躇がみられるという。これに対し北米地域のインターネットレジストリ ARIN はアドレスが有効的に活用されることが重要であるとして IPv4 アドレスの取引を承認する立場を明らかにしているとのこと。

 ARIN では「ある組織が IPv4 を売るには、それらのアドレスがその組織に登録されていることを ARIN に証明しなくてはならない。また、買い手側の組織は今後 12 ヶ月以内に購入したアドレスが必要となることなどを含め、正当な買い手であることを証明しなくてはならない」との指針を打ち出しているとのことだ。

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