Amazon Web Serviceにトラブル、EC2を使っている多くのWebサービスがダウン

2011年4月24日 10:00

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 Amazon Web Service(AWS)では4月21日からトラブルが発生しており、24日午前の段階でも部分的に復旧していないサービスが残っている(AWS Service Health DashboardITmediaの記事)。

トラブルは北バージニアのデータセンターで発生したもので、現地時間21日早朝に発生したネットワークイベントが元で大量のEBS(Elastic Block Store)ボリュームの再ミラーリングが発生し、容量不足を引き起こしたことが原因とされている。これにより、米国内を中心にEC2を利用する顧客のWebサイトやWebサービスがダウンした。24日午前の現在では大半が復旧しているが、ダウンしたままのWebサイトやWebサービスもあるようだ。

クラウドサービスは障害に強い、とも言われているが、クラウドシステム自体がトラブルになると影響は大きい。クラウドを利用する場合、複数のサービスプロバイダを使うといった対策が必要なのかもしれない。

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