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米MLBでロボットが始球式を務める
capra 曰く、
4月20日に行われたメジャーリーグのフィラデルフィア・フィリーズ対ミルウォーキー・ブルワーズの試合で始球式のピッチャーを務めたのは、ロボット「PhillieBot」だった(Science Day at the Ballpark、HuffPost Sportの記事、Philly.comの記事、本家/.)。
これは4月15日から28日まで開催されているPhiladelphia Science Festivalで、フィリーズが主催する「Science Day at the Ballpark」の出し物の1つとして行われた。PhillieBotを作ったのはペンシルベニア大学工学大学院の技術者たちで、セグウェイをベースに1ヶ月半かけて組み上げたとのこと。ボールを銃弾のように打ち出すピッチングマシーンとは異なり、PhillieBotは搭載されたアームのオーバースロー動作によりボールを投げる。ボールを受けたのはフィリーズのマスコットPhillie Phanaticだ。PhillieBotの投げるボールは安全を考慮して時速50~60キロ程度に調整されていたが、Phanaticは昨年の始球式でボールを受けそこなって手首を骨折していることもあり、さらにパワーを下げるよう直前になって指示されたとのこと。そのため、投球は残念ながらワイルドピッチとなり、観客のブーイングを浴びる結果になってしまった(動作テスト中の動画)。
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