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「自動運転カー」によるエラーを人々は受け入れられるだろうか
記事提供元:スラド
capra 曰く、
Google が自動運転カーを開発していることを耳にしたことがある人もいるだろう (/.J 記事) 。このプロジェクトのチーフエンジニアを務める Sebastian Thrun 氏は先月Technology, Entertainment, Design (TED) のプレゼンにて、この技術で年間 1 万人の交通事故死を防げると述べたそうだ。さらに交通事故による負傷に至っては、年間数千万件防げるであろうとのこと。
開発の焦点はあくまで「人間は運転というタスクに長けておらず、ロボットに運転させることで完璧を目指すことができ、誰かを死亡させることもない」ということにあるとのこと。プロジェクトの中間報告だというこのプレゼンでは、砂漠や公道での走行や、スタントマン顔負けの実験運転の様子が紹介されており、確かに非常に安全な運転を実現できているように見受けられる。
しかしどんな技術もそうであるように、100 % 安全という訳ではないだろう。本家 /. 記事では、この技術が実用化されたとして、アルゴリズムやハードウェアにおける万が一のエラーが発生した場合、人間はそれを受け入れることを出来るだろうか ? との疑問を投げかけている。人によって何万人もの交通事故死が起きる現実と、自動運転によって予期せぬ事故が起きる可能性、そして人間の心理を /.J 諸兄方はどうみる ?
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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