植物繊維から軽くて強いプラスチックを作る

2011年4月1日 19:07

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記事提供元:スラド

  danceman 曰く、

 サンパウロ大学の研究グループは、バナナやパイナップルといった植物から抽出したナノセルロース繊維から軽くて強いプラスチックを作ることに成功したとのこと(本家/.WIRED記事)。

 ナノセルロース繊維はケブラーに匹敵する強度を誇る上、再生可能である。また、ナノセルロース繊維からつくられるプラスチックは石油由来のものより「30%も軽く、3~4倍の強度」を持つのだそうだ。加えて、熱やガソリン、水に対する耐性にも優れており、石油由来のプラスチックと混ぜなければ生分解性であるとのこと。

 研究者らの目標はより環境に優しい自動車をつくることにあるのだが、ダッシュボードやバンパー、一部のボディーパネルの材料となるのは想像に難くないとのこと。

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