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電気ビームで炎を鎮火
記事提供元:スラド
capra 曰く、
ハーバード大学の研究者らが電気ビームを使い火を消す技術を発表したそうだ(gizmag、本家/.)。
ハーバード大学のGeorge M. Whitesides教授は、電気を帯びやすい火の中のすす粒子を帯電させることで、電界を変動させ火の安定性を損ね消火する技術を開発したとのこと。
研究チームが開発した装置は600ワットの増幅器に棒状の器具が接続されたもので、この器具から電気ビームが発せられ火を消すという。デモでは高さ30cm以上の炎を鎮火させたとのこと。電気で火を操作できることは200年以上前から知られているが、あまり研究されてこなかったという。この技術は水を使わない消火方法として建物への放水被害を最小限にしたり、密閉空間での消火に役立つとのこと。
研究者らによるとより低い出力でも同様の消火結果が得られるとのことで、消防士が携帯できるサイズにしたり、スプリンクラーのように天井に取り付けたり、遠隔操作可能な装置にしたりすることが考えられるという。
また、電気で炎を制御する技術はエンジンや発電所、切断トーチや溶接トーチにも活用できるとのことだ。
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