東北地方太平洋沖地震後、モバイル回線でのインターネットトラフィックが大幅に増加

2011年3月31日 10:30

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記事提供元:スラド

  headless 曰く、

 東北地方太平洋沖地震の発生後、日本でのインターネットトラフィックが大幅に増加した。特にモバイル回線によるトラフィック増加が顕著にみられ、多くのユーザーが情報を求めて携帯端末からインターネットを使用したことがわかる (comScore Voices の記事より) 。

 通常、平日のインターネットトラフィックは昼ごろにピークがあり、あとは午前中と同じレベルまで下がる。3 月 11 日も平日のパターンで推移していたが、地震発生直後からトラフィックが増加し、夕方にピークを迎えている。続く週末の 2 日間には昼ごろのピークが存在しないが、全体的にトラフィックの高い状態が続き、夜は全体に平日を上回っている。これも通常のパターンとは異なるということだ。

 モバイル回線に絞ってみると、地震発生後 2 日間は発生前の 2 日間よりも常にトラフィックの多い状態が続いた。特に、ピークとなった 13 日の深夜には、地震発生以前の 2 倍のトラフィックがみられる。日付ごとのトータルでは、11 日には曜日の平均値に対して 42 %、12 日には 69 % のトラフィックが増加したとのことだ。

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