老後の姿を見ると、消費衝動が抑制され倹約家になれる ?

2011年3月30日 13:00

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記事提供元:スラド

  eggy 曰く、

 自分自身の老後の姿を見ると、衝動的な消費活動が押さえられ、貯蓄したい気持ちに拍車がかかるとのこと。老後の姿を見る事で、将来は今すぐそこにあるという気持ちにさせられるのだという (The Wall Street Journal 記事本家 /. 記事より) 。

 スタンフォード大学で行われた試験では、被験者に 40 年後の姿 (アバター) を 3 分間見せた後に時間とお金にまつわる質問をしたところ、多くの人の場合、アバターを見る前よりも消費衝動が抑制され、貯蓄したい気持ちが強くなることが分かったのだそうだ。

 米国でも年金の受取想定学が目減りしている現状にあり、多くの人の場合、現在の消費スタイルを持続すれば老後の生活が貧しいものになることが予想されているという。そこでスタンフォード大学などの大学ではコンピューターサイエンティスト及び経済学者、神経科学者、精神科学者らが共同で、衝動買いする人を倹約家に変える革新的なやり方を模索しているのだそうだ。

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