関連記事
筑波宇宙センターが被災、HTVの運用にも影響か
Image credit: Spaceflight Now[写真拡大]
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で、 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センターも被災し、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしている宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)を始め、各衛星の運用にも影響が出ているようだ。
Spaceflight Nowによると、地震の影響で、筑波宇宙センター内の管制室のキャビネットが倒れ、天井の一部が剥がれ落ちたという。HTV2号機の運用については、米航空宇宙局(NASA)に引き継がれ、3月12日に予定していたHTV2号機のハッチオープンも延期したようだ。
また、準天頂衛星初号機「みちびき」のツイートによると、地震による停電で非常用発電に切り替わり、断水がまだ続いているという。
なお、JAXAは筑波宇宙センターの施設見学について当面中止すると発表している。
写真は筑波宇宙センターの内部。
■Japanese quake disrupts space station operations
http://www.spaceflightnow.com/news/n1103/11earthquake/
■Twitter / みちびき(準天頂衛星)
http://twitter.com/QZSS/status/46766387343007744
【関連記事】
・HTV2号機、結合ポートを戻す
・HTV2号機、結合ポートを変更
・HTV2号機の曝露パレットを「きぼう」から収納、結合ポートの変更は2月18日
・HTV2号機の曝露パレットを日本実験棟「きぼう」に移設
・国際宇宙ステーションから撮影したHTV2号機
スポンサードリンク