Google、「世界革命の裏で糸を引いている」と非難される

2011年3月2日 18:00

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 エジプトやチュニジア、リビアなど中東地域で相次いで反政府デモや暴動が発生しているが、これに対し「Googleが背後で糸を引いている」という主張があるようだ(WIRED VISIONの記事)。

 たとえばロシアの副首相であるIgor Sechin氏は「Googleが現地の人々のエネルギーを操作した」という旨の発言をしたという。また、米国のトーク番組司会者Glenn Beck氏は「Googleはホワイトハウスに協力し、エジプトの革命を扇動した」という発言をし、Googleの利用を控えるよう進めたという。

 Googleは「悪の帝国」などと(冗談半分に)呼ばれることがあるが、これからは冗談として捉えられないような時代になるのかもしれない。

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