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ディスカバリー、国際宇宙ステーションとドッキング
Image credit: NASA[写真拡大]
スペースシャトル・ディスカバリー(STS-133)は予定通り、アメリカ東部標準時間2月26日14時14分(日本時間2月27日4時14分)、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。
ドッキングする前、ディスカバリーの搭乗クルーらは機体をゆっくりと宙返りさせ、ISSに滞在している第26次長期滞在クルーらはカメラを使って、数分間にわたって、ディスカバリーの全体を撮影し、耐熱タイルなどを点検した。
コロンビアの空中分解事故以降、R-Bar・ピッチ・マヌーバと呼ばれるこの点検は毎回行われており、ISSから撮影された画像はジョンソン宇宙センターへ転送され、ディスカバリーの機体に損傷があるかどうか、今後さらに詳しく調べられる予定。
現在ISSにはロシアのソユーズ有人宇宙船、プログレス補給船、ヨーロッパの欧州補給機(ATV)、日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)がドッキングしており、ディスカバリーが加わったことで、ISS計画に参加している各国の全宇宙船が初めて同時にISSにドッキングした。
ISSとディスカバリーのハッチは、ドッキングの約2時間後、アメリカ東部標準時間2月26日16時16分(日本時間2月27日6時16分)に開けられ、ディスカバリーの搭乗クルーらがその後ISSに入り、第26次長期滞在クルーらと再会し、抱き合い喜んだ。
ディスカバリーの搭乗クルーらは今後、第1回目の船外活動の準備作業を行う。なお、第1回目の船外活動はアメリカ東部標準時間2月28日11時18分(日本時間3月1日1時18分に始まる予定となっている。
写真=NASA。
■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
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