PFU、クラウド連携のネットワークスキャナ「ScanSnap N1800」

2011年2月7日 16:44

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ScanSnap N1800の製品画像(PFU提供)

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 PFUは7日、Google ドキュメントなどのクラウドサービスとの連携機能を搭載するネットワークスキャナ「ScanSnap N1800」を25日から販売すると発表した。直販価格は178,000円。

 同製品は底面積がほぼA4サイズのコンパクトなネットワークスキャナ。スキャン性能は、カラーのA4縦、200/300dpiの設定で毎分20枚/40面となっている。

 8.4インチXGAのタッチパネルを搭載し、「メール送信」「ファイル保存」「印刷」などの操作を簡単なタッチ操作で行える。また、ソフトウェアキーボード機能で文字入力が必要な場面でもスキャナ上で必要な作業が行える。

 ネットワーク機能としては、ファイルサーバ、メールサーバが使える小規模なネットワーク環境にも対応。また、大規模なネットワーク向けの認証環境(LDAP/LDAPS) や、米Captaris製のFAXサーバ、マイクロソフトのExchange Server、SharePointなどのアプリケーションサーバと組み合わせることもできる。

 クラウドサービスとの連携は、同製品専用のアプリケーション(Add-in)を組み込むことで実現できる。第一弾として4月1日にGoogle ドキュメント用Add-inを提供する予定。読み取った書類をあらかじめ作成しておいたGoogleアカウントのGoogle ドキュメントに保存し、ドキュメントをオンラインで管理/共有することができるという。また、同社広報によると6月にはSalesforce Chatterへの対応を予定している。

 Add-inは、無償ダウンロード提供する専用SDKを利用して、利用者が開発することもできる。

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