Kaspersky Internet Security のソースコードの一部がインターネットに流出

2011年2月3日 11:30

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記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

 セキュリティソフト Kaspersky Internet Security の 2007 年末時点でのソースコードがインターネットに流出したそうだ (本家 /. 記事The H Security の記事より) 。

 流出したコードは 2008 年初頭に Kaspersky 社に不満を持っていた元従業員によって持ち出されたと見られるものだそうで、ブラックマーケットへの販売も試みられていたという。ウイルス作者がこのコードを参考にした可能性もあるが、Kaspersky 社によると現在の製品には流出したコードの一部しか使われておらず、また流出したコードは保護機能に関するものではないと主張、ユーザーは不安を感じる必要はないと述べている。

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