全世界で超人気のゲーム「Angry Birds」、売れた鍵は「投げる」行為にあり?

2011年1月19日 16:14

印刷

記事提供元:スラド

  cheez 曰く、

 日本ではあまり知られていないが、「Angry Birds」というiPhone/iPad/iPod Touch向けゲームが世界中で人気を博している。ダウンロード数4000万回以上、うち有料版のダウンロードが1200万回という大ヒットゲームなのだが、「Angry Birds」が売れたのは、「放物線で物を投げて命中させる」ことが鍵だったのではないかという話が本家/.にて紹介されている(元ネタはThe Wall Street Journal)。

 ゲームの内容はExcite Reviewが詳しいが、『パチンコで「鳥」を発射して敵の「砦」を壊し、敵を倒す」というもの。その昔、人間にとって物を投げる能力は生存に関わるものであった。単に石などを投げるところから、矢や槍、吹き矢やブーメラン、はたまた銛など、狩猟の為に(そして人間同士殺しあう為にも)物を投げ続けてきた。動物界においてはテッポウウオなどが「水鉄砲」を発射して獲物を狙い、また類人猿はソフトボールのような「下投げ」で物を投げたりもするが、「上投げ」でものを投げ、その放物線を予測して標的に命中させようとするのは人間だけかもしれない。単純ともいえるこの「投げる」という行為が我々の心をくすぐり、大ヒットへと繋がっていったのだろうか?

 スラッシュドットのコメントを読む | ゲーム

 関連ストーリー:
iPhone、Android 携帯のアプリが個人情報を漏洩している 2010年12月19日
スーパーマリオブラザーズ25周年 2010年09月14日
まだまだ現役、ニューヨークのゲーセン事情 2010年08月09日
ブーメランを無重力空間で投げるとどうなるか、という実験が行われる 2008年03月10日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事