非オブジェクト指向な「Javaプログラミング能力認定試験」

2011年1月10日 19:02

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 「SI業界(日本)のJavaプログラマーにはオブジェクト指向より忍耐力が求められている?」というブログ記事が話題になっている。

 Java関連の認定試験の1つに「Javaプログラミング能力認定試験」というものがあるのだが、このWebサイトで公開されている試験サンプルがまるでCOBOLのプログラムのようで、オブジェクト指向的ではない設計になっているらしい。

 これを受けて、ブログの筆者は

 日本のSI業界でJava PGとして仕事をするためには、オブジェクト指向的にきれいなあるべき姿でコーディングできるスキルではなく、このようにオブジェクト指向をまったく理解していない上流のSEが作成した異常な設計書に忠実にしたがってコードを書き、また、その複雑なスパゲッティコードを長期にわたってメンテナンスする根性と忍耐が最重要のスキルとして試験で試されているということなのかと私は理解しました。

 と述べている。

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