1022語の言葉を覚えた犬

2011年1月10日 20:04

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 AFPの報道によれば、おもちゃの名前を1022個も覚えて区別し、言語の使われ方もかなり理解しているという犬に関する研究論文が発表されたとのことだ。研究は、米Wofford CollegeのAlliston Reid氏によるもので、6歳のボーダーコリー「チェーサー」が、3年間のトレーニングで1022語の言葉を覚えたというものである。

 ぬいぐるみやボール、フリスビーなどの様々なおもちゃを用意し、そのそれぞれに名称をマジックで書き込んで、1日4~5時間のトレーニングを3年間続けたところ、チェーサーはおもちゃをすべておもちゃの名前で識別し、山積みされたおもちゃの中から選び出せるようになったということである。さらに、「ボールを選べ」と言われれば116個あるボールのどれかを選んだということで、特定のおもちゃではなく、おもちゃを種類別に区別することもできるようになったということである。犬がこれだけの大量の語彙と物体の識別能力を獲得できるというのは、ちょっと驚きである。

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