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スタンフォード研究所、無線端末TelosBを使ってインフルエンザ感染を調査
eggy 曰く、
スタンフォード研究所がTelosBを使って、インフルエンザ感染に関しての調査を行ったとのこと(本家/.、HOT HARDWARE記事より)。TelosBは、オープンソースのオペレーティングシステムTinyOSで動作する、プログラミング可能な、センサネットワーク用無線端末。
最もインフルエンザが流行する一月においいて、とある高校にてクレジットカードサイズのTelosB無線端末を、校内中の全教員及び生徒、スタッフに一日中持ち歩いて貰うことで「人間接触ネットワーク」なるものを構築し、人がインフルエンザ感染範囲内に入る頻度を調べたそうだ。調査チームは、2人の人間が咳やくしゃみで感染するといわれる3m以内にいたケースを760,000パターン記録し、このデータをもとに様々なシミュレーションを行った。
その結果、先生と生徒とどちらが予防接種を受けたが方がインフルエンザが蔓延しづらいか、または、より社交性の高い生徒は予防接種を受けたほうが良いのか、といった議論は全く意味をなさないことが分かったとのこと。つまり、インフルエンザに感染した人がどんな人間であろうと、公の場で咳やくしゃみをすれば、3m以内の誰かに感染させてしまう危険性は平等にあるということらしい。また感染範囲内にいたとしても、67.7%場合は二次感染には至らないという結果が出たようだ。
ということは32.3%の場合は感染するということで、この数字を重くとるか軽くとるかは個々人で感じ方は違うだろうが、やはり予防接種は受けたほうが良さそうだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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