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Wikipediaまたしても資金難、そろそろ広告導入するべき?
記事提供元:スラド
capra 曰く、
ここ最近Wikipediaをご覧になった方なら、創始者であるジミー・ウェールズ氏の顔を目にしたことだろう。ウェールズ氏の顔が掲げられたバナーはWikipediaへの「寄付のお願い」へのリンクであるのだが、今年もまたWikipediaは資金難に直面しているそうだ(本家/.)
Wikipediaは昨年も寄付金の目標額に達成せず、同様の「お願い」を掲げていた。このときはEbayの創始者Pierre Omidyar氏とGoogleがそれぞれ200万ドルずつ寄付して難を逃れることができた。
今年は目標額におよそ700万ドル達していないとのことで、アナリストからはそろそろ広告導入を見据えたマーケティング策を取るべきとの声も挙がっている。WestworldのブロガーJeff Otte氏などは「広告はクールじゃない。確かに広告が掲載されている場合は、そうでない場合よりクールじゃない。でも物乞いはもっとクールじゃない。Wikipediaに広告があろうと無かろうと、あまりに侵略的でない限り気にする人はいない。Wikipediaも物乞いはやめて、ハンバーガー屋か何かの広告を掲載すればいい。それがインターネットのやり方なんだから、何も悪いことじゃない」と書いている。
また、ボランティアのみで担われる非商業的モデルは、時間と労力を貢献し金銭を受け取るという形で専門家が関わる道を塞いでいるとの意見もある。今の形ではWikipediaに未来はないのだろうか?
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