富士通研究所、運転体験可能な広域道路交通シミュレーターを開発

2010年12月7日 14:00

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記事提供元:スラド

  tmp.tar.gz 曰く、

 富士通研究所が、広域の道路上にある数万台の車両それぞれの挙動をリアルタイムで再現する広域道路交通シミュレーターを開発したそうだ。このシステムでは、その中の1台に仮想的に乗車して運転体験することもできるという(プレスリリース)。

 このシステムは、広域の道路上にある数万台の車両のドライバーの挙動から、経路選択、運転操作や車体の物理的な運動、車両間の相互作用などの詳細な挙動をリアルタイムにシミュレーションし、毎秒60フレームのドライバー視覚映像を生成することにより、その中の車両1台に仮想的に乗車して運転することを可能にしているらしい。

 これにより、「交通施策のシミュレーションをおこない、運転体験によりドライバーの視点で評価する」ことができるそうだ。

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