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インターネット上にある情報を紙で長期保存する試み
記事提供元:スラド
insiderman 曰く、
カレントウェアネス・ポータルの記事によると、「プリントアウトした紙でウェブ情報を保存しようとする“A Paper Internet”という試み」が行われているそうだ。
この Paper Internet Project は、デジタル化された情報を紙に印刷し、プラスチックで密閉して保存するというもの。この方法は安価にデータを長期保存できるというメリットがあるという。「タイムカプセル」の作り方も解説されているが、中性紙にレーザープリンタで印刷した文書をジップロックに入れた上でバルサ材で作ったフレーム内に収容し、エポキシ樹脂で密封するそうだ。中性紙は保存性が高く、またレーザープリンターのトナーも安定した性質を持つため、300 から 500 年にも渡って情報を保存できるという。
The Paper Internet では「プロトタイプ」として Linux 0.1 のソースコード及び Usenet の関連文章をアーカイブ化しているほか、科学・工学関連のドキュメントの保存を行ったそうだ。そのほか、いくつかのドキュメントのアーカイブ化を予定しているとのこと。
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