Google、全社員10%昇給メールをリークした社員を解雇

2010年11月13日 12:01

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記事提供元:スラド

  tarxz 曰く、

 Wired Visionの記事によれば、Googleのエリック・シュミットCEOが全社員宛に出した10%の給与増額とボーナス増額を行なう旨のメールの件について、そのメールを外部の報道機関へリークした社員がその数時間以内に解雇されたとのことである。

ウォールストリートジャーナルの記事に詳しいが、現在のGoogleは、Facebook, Twitter, Linkedinなどの新興ベンチャーに人材を流出させており、10%の給与増額はそれを引き留めるための策だと見られている。それらのベンチャーは立地的にもGoogle社のマウンテンビューオフィスのすぐ側(Linkedinに関してはもはや隣と言っていい距離)にあり、LinkedInにアカウントを持つFacebook社員1900人のうち、元Google社員という履歴を持つ人は300人(15%)にのぼるという状況であれば、確かに何が何でも流れを止めたくはなるだろう。

それにしても、2万人もの社員に送ったメールをリークされただけで解雇というのは、Googleも本当に余裕がないように見えてしまう。

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