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ディスカバリー最後の打上げ、悪天候でまた延期
Image credit: NASA[写真拡大]
米航空宇宙局(NASA)は11月4日、悪天候のため、同日に予定していたスペースシャトル・ディスカバリー(STS-133)の最後の打ち上げを24時間延期した。
この日、熱帯性低気圧の接近に伴い、ケネディ宇宙センターの天候が悪く、ミッション・コントロールはアメリカ東部夏時間11月4日6時9分(日本時間19時9分)に打ち上げ延期を決めた。ディスカバリーの打ち上げは現在、アメリカ東部夏時間11月5日15時4分(日本時間11月6日4時4分)に変更されている。
一方、打ち上げ時の天候も比較的良好である。シャトル天気予報チームのキャシー・ウィンターズ氏の報告によると、強い風の可能性があるものの、11月5日に打ち上げを実施できる確率は60%程度だという。
ディスカバリーの最後のミッションとなるSTS-133は恒久的多目的モジュール(PMM)とエクスプレス補給キャリア(ELC)、ヒト型ロボット宇宙飛行士「ロボノート2(R2)」を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶ。PMMは多目的補給モジュール(MPLM)の「レオナルド」を改造したもので、ISSに永久的に取り付けられ、流体物理学や生物学、バイオテクノロジーなどの微小重力実験などに使用される予定となっている。
写真=NASA。
■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
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