改良型ソユーズ有人宇宙船、国際宇宙ステーションとドッキング

2010年10月11日 09:30

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記事提供元:sorae.jp

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 10月8日に打ち上げられた改良型ソユーズ有人宇宙船「ソユーズTMA-01M」は、アメリカ東部夏時間10月9日20時1分(日本時間10月10日9時1分)、国際宇宙ステーション(ISS)のポイスク・ドッキング室とのドッキングに成功した。

 リークチェックなどが行われた後、ハッチはアメリカ東部夏時間23時9分(日本時間10月11日12時9分)に開けられ、第25次/第26次長期滞在クルーのアレクサンドル・カレリ宇宙飛行士、スコット・ケリー宇宙飛行士、オレグ・スクリポチカ宇宙飛行士の3人はISSに入り、既にISSに滞在している長期滞在クルーらの歓迎を受けた。

 今回のソユーズTMA-01Mは改良型の初号機で、従来のソユーズ有人宇宙船に比べ、機器のデジタル化が行われ、デジタルフライトコントロールシステム「TsVM-101」、新型テレメトリーシステム「MBITS」などを搭載している。

 なお、第25次/第26次長期滞在クルーは今後ISSで約半年間滞在し、2011年3月に帰還する予定となっている。

 写真=NASA。

 ■NASA - International Space Station
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/main/index.html

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