中国、宇宙観測衛星「実践6号」2基を打ち上げ

2010年10月7日 08:00

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記事提供元:sorae.jp

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 中国国家航天局(CNSA)と中国国防部は北京時間10月6日8時49分(日本時間9時49分)、2基の宇宙観測衛星「実践6号(Shijian-6)」04組を載せた「長征4号乙(Long March 4B)」ロケットを、山西省の太原衛星発射センターから打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約11分後に「実践6号04組A」、約12分後に「実践6号04組B」をそれぞれ所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。

 「実践6号」04組は2008年10月に打ち上げられた「実践6号」03組の後続機。上海航天技術研究院と東方紅衛星会社などによって製造され、軌道上で宇宙環境観測、宇宙輻射環境の効果観測、宇宙物理環境パラメータ観測などを行う予定。耐用年数は2年。

 なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって132回目の打ち上げだった。

 ■我国成功発射“実践六号”04組衛星
http://www.mod.gov.cn/photo/2010-10/06/content_4198698.htm

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