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中国、2機目の月周回探査機「嫦娥2号」を打ち上げ
Image credit: CCTV[写真拡大]
中国国家航天局(CNSA)は予定通り、北京時間10月1日18時59分(日本時間19時59分)、同国2機目となる月周回探査機「嫦娥2号」を載せた長征三号丙(CZ-3C)ロケットを、四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約25分後に「嫦娥2号」を所定の軌道へ投入し、打ち上げが成功した。中国の月探査機の打ち上げは2007年10月の「嫦娥1号」以来、約3年ぶり。
「嫦娥2号」はこのまま直接月に向かって飛行し、数回の軌道補正マヌーバを行い、10月6日に月周回軌道に投入される予定。
「嫦娥2号」は「嫦娥1号」とほぼ同等な機体で、同じように月を周回する探査機だが、解像度10メートルの高解像度CCDカメラなどを搭載している。また、高度200kmで周回していた「嫦娥1号」に対し、「嫦娥2号」は高度100kmの低軌道を周回し、より詳細な観測を行う。「嫦娥2号」によって撮影された画像は、中国初の月着陸船「嫦娥3号」の着陸地の選定に使用される見込み。
なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって131回目の打ち上げだった。
■嫦娥二号衛星探月之旅
http://news.cntv.cn/special/change2/shouye/index.shtml
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