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積水ハウス、米ニューランド社と共同で米国での不動産開発に進出
積水ハウス <1928> は27日、米国の総合デベロッパー「ニューランド・リアル・エステート・グループ」と共同で当地における居住用・商業用不動産の複合開発を進めていくことに合意したと発表した。
カリフォルニア州サンディエゴに本社を置く「ニューランド・リアル・エステート・グループ」は、全米に広がるネットワークと40年以上にわたる経験を活かし、開発、投資、管理、アドバイザリー業務など、不動産カテゴリーで幅広いサービスを提供。中でも複合開発会社である「ニューランド・コミュニティーズ」は、米国における非上場デベロッパーの最大手の1社であり、開発済・開発中の各種不動産開発を、関係各社を合わせて140案件展開。2千万平方フィート以上の商業およびリテール用地を有し、14州において17万5千以上の居住用区画の供給実績を持つ。
今回の合意による共同事業の第一弾として両社は、ヒューストン西部の199haの未開発の土地を取得。ニューランド社のベストセラー・プロジェクトである「シンコ・ランチ」の拡張プロジェクトとして開発していく。同プロジェクトでは1,200区画以上の新たな住宅用区画の開発が含まれ、先行する「シンコ・ランチ」プロジェクトの南西地区の開発完了にともなって、約3年後までに居住用宅地の販売を開始する予定だ。
ヒューストンは人口220万人を超えるテキサス州最大かつ全米第4位の都市で、石油エネルギー産業やIT産業などが集積しており、ヒューストン西部地区は環境の良い居住地域として人気が高いという。
今後両社は、ニューランド社の地域市場における専門性を生かしながら、全米において良質な不動産開発案件を獲得、開発を行っていく構えだ。
(編集担当:上地智)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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